ポケモンカードのレアリティと価格
こんにちは。
ポケカ担当のゴンです!
今回は、ポケモンカードの「レアリティ」と「価格」について紹介します。
私も3年前にポケモンカードを子供と始めたときは、
カードのパックを購入して、いろいろなカードを集めましたが、
どのカードが貴重で、どのカードが高いのかなんて全くわかりませんでした。
僕もポケカを始めた当初、なんでこのカード1枚でこんな値段するんだろうとか、
実際に思っていました。笑
カードゲームをやったことがない人に、このカード1枚が1万円と言うと、
なんでそんな値段するのってよく言われます。
でも、実際にebayで相場を見ると、「えっ!?」ってなるには、理由があるので、
その理由を知ってもらえればと思います。
レアリティ
ポケモンカードのレアリティは、大きく分けて8種類あります。
①ウルトラレア:UR
②ハイパーレア:HR
③スーパーレア:SR
④トリプルレア:RRR
⑤ダブルレア:RR
⑥レア:R
⑦アンコモン:UC
⑧コモン:C
※特別なレアリティは含んでいません
例:SSR(詳細は前回のブログ記事に記載しています)
⇒SSRは①~③と同等と考えてください。
番号が小さいほど当たる確率が低くなります。
ここ最近のポケモンカードの
1BOX(30パック 1パック5枚入り)を開封すると、
このような感じになります。
①~③のレアリティのどれか1~2枚
④:3枚程度
⑤:4枚程度
⑥:10枚程度
⑦ ⑧:約130枚程度
カード1枚で取引されるものの多くは、①~③のカードがほとんどです。
最近は、ポケモンカードを開封してメルカリなどで販売されているので、
④~⑧のカードの相場は低下しています。
カードのレアリティの判別は、「ポケモンカードの歴史と基礎知識」で
紹介しているので、そちらを読んでみてください。
レアリティと価格の関係
価格が高くなる理由は、需要と供給のバランスを考えた際、
需要が多くなるもしくは供給が少ないと、価格が高くなっていきます。
ポケモンカード業界は、最近まで需要が多くなったことで、
値段が高騰していました。
しかし、どのカードも高くなるわけではありません。
カードによって適正な価格がある程度はわかります。
eBayで輸出をする際に、どのようなカードが高くなるのか、
今が仕入れ時かなどを判断するときの参考にしてもらえればと思います。
供給:シングルカードの流通量
ポケモンカードは、この数年でカードの流通量が大きく異なります。
以前の記事で、ポケモンカードの歴史について紹介しましたが、
2018年にポケモンカードはカードゲーム業界で大きく地位を確立しました。
2018年のブームが起こるまで、国内のTCGは遊戯王とデュエルマスターズの
二大巨頭で、ポケモンカードはTCG業界で3位の地位でもありませんでした。
しかし、2018年の夏にポケカブームが到来し、ポケモンカードの売上が、
この二大巨頭に並び、一時的には超えるほどになりました。
そのときにも、ポケカの売り切れが続出し、カード価格が高騰しました。
ここで知っておきたいことは、2018年はポケカにとって大きな飛躍の年であり、
カードの売上が急激に伸びました。
これを言い換えると、2018年以前と以後でカードの流通量が大きく違うことです。
2018年以前はカードの流通量自体が少ないですが、
2018年以降のカードは、以前に比べ、流通量が非常に多くなっています。
つまり、2018年以前に発売されたカードは、流通量自体も少ないということです。
需要:ポケカの需要は2つに分類される
・コレクション目的の需要
ここ数年でポケモンカードをコレクション目的で購入する人が増えました。
特に、直近1年でポケモンカードで高額化したものはいくつもあります。
eBayでポケカを輸出し始めて、バイヤーとやり取りをしていると、
アメリカ版ではなく、日本版のカードのほうが加工などが綺麗なので、
日本語版でコレクションしているとよく言われます。
コレクション目的で高額化するものの多くはレアリティがSR以上で、
2つの特徴があります。
〇キャラクターの人気が高い
〇カードの絵柄が特徴的で目を引く
・カードデッキに使うための需要
ポケモンカードは、60枚のカードを山札(デッキ)として対戦するものです。
デッキを作るためのカードとしての需要が最も多い需要になります。
私も、ポケモンカードプレイヤーであるので、新しいカードが発売されれば、
強いカードを使って対戦するために、カードを購入します。
これが、デッキに使うための需要です。
レアリティが高くないカードでも、デッキ用のカードとしての需要があるものは、
一定の値段で取引されます。
また、対戦用のカードとして、
レアリティの高いカードを使いたいと思うプレイヤーも一定数いるため、
コレクション要素が低いカードでも、高額で取引されるカードも一定数あります。
ここまでカードの供給(流通量)と需要についてポイントを紹介してきました。
今までのポイントをまとめると、価格帯が高くなる傾向のカードは、
Ⅰ供給量の少ない2018年以前のカード
Ⅱコレクション需要のあるカード
Ⅲ対戦で使用して強いカード
を全て満たすものになります。
しかし、現在Ⅰ~Ⅲを満たすカードは実はほとんどありません。
ポケモンカードにはいくつか対戦のルールがありますが、
主流のルール上では2018年以前のカードは既に対戦では使えないため、
ⅠとⅢを同時に満たすものは例外を除いてありません。
つまり、「ⅠとⅡ」もしくは「ⅡとⅢ」を満たすものが価格が高くなっています。
一つの参考事例として一つのカードを紹介します。
何かとよく出てくるリーリエのカードです。
詳細情報
レアリティ:SR スーパーレア
カード発売時期:2017年
〇2018年:1枚 30,000円
⇒現在ほど、コレクション目的で収集している人は多くありませんでした
「ⅠとⅢ」を満たすカードでした。
〇2019年末~2020年4月頃:1枚 15,000円
⇒ルールが変わり、主流な対戦ルールで使用できなくなり、価格が下がりました。
「Ⅰ」のみを満たすカードになりました。
〇2020年5月~現在:1枚 200,000円
⇒2020年のコロナ時期にコレクション目的で高騰化が始まり、値段が高騰
「ⅠとⅡ」を満たすカードとなりました。
ポケカのコレクション目的の需要は直近1年で大きくなりました。
私も、2020年4月ごろにもう少し値段が下がったら、買おうと思っていました。
ですが、コレクション目的の需要が大きくなり、気づけばもう遠い存在に…
eBayで販売価格をリサーチして利益が出せる商品を仕入れると思いますが、
適正な仕入れ価格を判断する際に必要になる知識を紹介しました。
カードの相場は急に上下することがよくありますので、
高い仕入れをしてしまい、利益が出ないなんてことも起こります。
適正な仕入れ価格を判断するための軸として、知っておいて損はありません。
今回はここで終わりたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
少しでも、役に立ったなどあれば、
コメントなどいただけると励みになります!
では、また次回!